骨粗鬆症とは骨が構造上もろくなり、骨折しやすくなる病気です。
背骨がもろくなると、背骨が体の重みでつぶれたり、変形する圧迫骨折がおこりやすくなり、背中が曲がったり、姿勢が悪くなったりします。その結果、日常生活に支障をきたすことにつながります。
姿勢が悪くなると、内臓への悪い影響(胸やけなど)を及ぼすことがあります。
当院では運動療法や食事療法、薬物療法や理学療法などを用いた治療を行います。
まずはご相談ください。
骨粗鬆症の原因には、年齢や性別、遺伝的な体質など、変えることのできない要素があります。 一方で、食生活や運動などの生活習慣を変えることで改善できる要素もあります。
骨粗鬆症の予防に特に重要なのはカルシウムの摂取ですが、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨が作られるのを助けるビタミンKや、同時に、タンパク質、ミネラルなどさまざまな栄養素を摂取することも大切です。
カルシウムの摂取には乳製品や小魚などを食卓にうまく取り入れるように工夫をしたり、市販のサプリメントなどを利用すると良いでしょう。
日光の下でウォーキングなどの運動を毎日続けましょう。また、運動を続けると血液の流れが良くなるので、骨を作る細胞のはたらきが活発になります。
筋肉が鍛えられ、身体機能が鍛えられると、転びにくくなり、骨折の防止にもつながります。
但し、自分に合った運動を心がけ無理をしないようにすることが肝心です。
適度に日光に当たるようにすると骨の吸収を良くするビタミンDが活性化され強い骨を作るのに役立ちます。